News ニュース

第一回ひこねのための新作講談

講談『日本号』旭堂南海師
日時 2012年10月13日(土曜日)13:30〜15:00
場所 スミス記念堂
定員 40名
お申し込み
fax またはe-mail でお申し込みください。参加の旨、お名前とご住所、電話番号を記入して送信してください。
40 席に達しましたら締め切りますので、予めご了解ください。
fax.0749-27- 2621
.(JavaScript must be enabled to view this email address)


日本号について
御手杵、蜻蛉切、日本号の三本の槍を天下三名槍(天下三槍)といいます。
 民謡黒田節に、「酒は呑め呑め 呑むならば 日本一のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」と唄われているのが「日本号」です。

 この槍は、正親町天皇(在位一五六○〜一五八六)から足利義昭へ下賜され、織田信長の手に渡り、豊臣秀吉へ……。秀吉は、この槍を、天正一八年(一五九○)小田原の役の韮山城攻めで功績のあった福島正則に褒美として与えます。そして、「日本号」は黒田武士、母里友信(通称・太兵衛)が福島正則から呑み取ったのでした。
 さて、彦根市甘呂町に「天九郎俊長淬刃之水」という石碑があります。「天の井」という井戸があり今も渾々と清らかな水が湧いています。平安朝甘呂創成時代より唯一の飲料水として使われていた霊泉で「甘呂井」ともいい、俊長はこの水をつかい槍をうち天下の名工となりました。
 そして、この天下三槍の一筋「日本号」は『江州甘呂の住人天九郎俊長が鍛えた名槍である』と伝わります。
 今回、「日本号」を中心に、天九郎俊長の話を折り込んだ、彦根のための講談を旭堂南海師に、是非にとお願いいたしました。